こんにちは、スギちゃんとしてブログをはじめます。
とりあえずは、2024年は農業講座の内容を中心に日記みたいな感じで投稿していきたいなと思っています。
初めての投稿は、4月27日の開講式と共に始まった有機栽培の講座の内容になります。
すでに4月13日、20日にプレ開催もされているので、その時のメモ合わせて書いていま~す。
ゆるく、自分の備忘録みたいな感じで始めつつ、徐々に改善していきたいと思います。
今回は座学から始まって、そのあと実技となりました。
色々知識を勉強しつつ、実技で実践の数を増やしていきたいのでとても良い機会だなーと思いました。
皆さん雨の心配をしていたようですが、全然天気予報も気にしない生活をしていたので、農業をするには少し気候に気を付けていきたいと思いますね~
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- 日時:2024年4月27日 9:00‐11:30
- 場所:研修ほ場@大府市米田
- 天気/気温:https://tenki.jp/forecast/5/26/5110/23223/1hour.html
- やったこと
- 開講式
- 正式に4/27(土)から開講
- 関係者からのご挨拶
- 座学(有機農業とは、自然に学ぶ、基本技術、観察と記録)
- 有機農業とは、自然農法や自然栽培を含む自然と共生する農業のことを指します。具体的には自然界にあるものをそのまま活用(というか利用させてもらう)するイメージかなと理解
- 人の手は1割程度で、基本的には天(5割)・地(4割)で野菜は育つ
- 自然界の生態系を観察・理解することで、農業にも生かすことができる(例:サツマイモの葉は144度ごとについて、近い葉が重なって光合成を邪魔しないようになっている)
- 野菜は人間が食すために変化してきたため、天然の自然生物や植物よりは弱く農業の知恵を活かして育てることができる
- 落ち葉や枯れ枝、糞、死骸などを小さい昆虫や微生物が分解して“腐植”となり、栄養分となる
- “有機野菜(オーガニック野菜)”には有機JAS認証が必要
- 花の咲く時期や節気(春分、立春など)、空(空、雲、月など)を観察して、先人たちの知恵や気象や気温変化を参考に農業に生かす
- よい土づくり(通気性、水はけ、水持ち)がとても重要
- 開講式
団粒構造:ミクロ団粒/マクロ団粒を糸状菌がまとめた構造
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- 団粒構造の土は“地力”が高く、病気や虫の被害を受けにくく、このような土を作るには有機物(もみ殻、藁、小枝などの硬いもの)を適量入れて3‐5年程度の長い期間をかけてじっくり育てる
- 堆肥は、作物の栄養分というよりは微生物を増やして健康な土づくりに必要で、雑草や落ち葉などに窒素資材(米ぬかや糞)を混ぜて発酵させる ※発行肥料(通称ぼかし肥料)、育苗培土(培養土)
- ぼかし肥料の作り方はおからと米ぬかと水分を混ぜて、夏だと2週間くらい発行されると出来上がる(乾いていて甘酒みたいなにおい)
- 同じ畑に同じ野菜を作り続けると病気や外注が増える(連作障害)ため、毎年エリアを変えて栽培する(輪作)ことが有効で、混植(コンパニオンプランツ)も有効
- 雑草は敵ではなく、共生して生かす
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生かし方:有機物マルチ、土壌の材料、水分を保つ、敵の住処など
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- 害虫を少なくする方法はいくつかあるが、“テデトール(手で取る)”が必須である
- 畑に植付けした後の水は、天気に任せて野菜を甘えさせない(水がない時期は根が伸びるために必要ような時期)
- 実技(鉢上げ、共同ほ場の畝立て、植付け)
- メモ・感想(プレ開催も含める)
- プレ開催から合わせて今回で3回目となった
- これまでは、畝がある畑しか見たことがなかったのでどれくらいの大きさで、どうやって畝を立てるのか全く分からなかったがやることがわかって手を動かせば難しい事ではないように感じる
- 畑には石や根っこ、雑草、固まった粘土など含まれていて、取り除いたほうがいいのかと思っていたが、有機農業では何もしなくて良くて驚いている(例えば、石は根を伸ばす邪魔をするが、野菜に軽いストレスをかけて良い効果がある。根っこや雑草は有機物として土壌づくりに必要だし、固まった土も乾けばバラバラとなってくる)
- ある程度育った野菜は、多少のストレスが必要なので基本は自然の中で育つように見守るが、苗を育てる間はある程度栄養や水をコントロールしてあげて目をかけてあげる必要があるらしい
- 植付けの前には、ポットをバケツの水につけてぶくぶく気泡が出なくなってから1‐2分くらいつけて十分な水を吸わせてから畑に出す
- 畑へ植え付ける前には、4‐5日間自然の風に当てて慣らす必要がある
- ホームセンターで買ってきた苗とかは特に気を付ける必要があって、ビニールハウスで育っているから準備期間が必要
- 2回目(4/20)にズッキーニの定植をしたが株間は10mくらいで、ある程度数を植えないと受粉が難しいらしいが、できれば人工授粉もやるかも
- 敷き藁や米ぬかを撒いて保湿したり、雨の跳ね返りから土壌細菌に感染するのを防ぐ
- 2回目(4/20)に個人ほ場にジャガイモの種芋(約100g)を植え付けたが、ジャガイモは根っこがつながっていたところを中心に目が分散するように2等分して5㎝くらい掘って、基本的には切り口を下にして植え付ける
- 切り口は上でも下でも大きくは変わらないらしいので、端っこ3つ分は切り口を上にしてみた